カフェラテ




 もうすぐ家に着くところだった。



「あのっっ!!!!」



 聞いたこのとあるような声と同時に



 コートを引っ張られた。



 びっくりして振り返ると



 肩で息をしながらウエイトレスの格好のままで



 紙を握りしめながらたっている