そう言うと、凛乃はアタシに耳打ちした。 「春翔と那星が言ってた男子が 双子だって!」 「えっ、まじで…?」 凛乃は大きく頷いた。 「よく考えると瓜二つって感じだもんなぁ」 アタシは昨日出会ったばかりの彼の顔を思い出してた。 「なんか、アタシも見たくなった!!」 凛乃が楽しそうに話す。 アタシも会いたくなったな…。 「あ、那星今その人のこと考えたでしょ!」 「あ、うん………」