「だから付き合うとは思っていたから反対はしない」 「私も二人が幸せならそれでいいの」 「父さん、義母」 ヤバイ・・・。泣きそうだ。 優衣なんてもう泣いてるし。 「お母さん、義父。ありがとう」 泣きながら必死にありがとうと言う優衣。 「ありがとう、父さん、義母」 俺は幸せだ。 こんな優しい親達がいるんだから。 「優衣を幸せにするんだぞ?」 「当たり前だろ」 こいつは一生離さねえ。 なにがあってもな。