「怖いー!」 「うるせえ。ちゃんと掴んでろ」 バイクの揺れとスピードに怖がっている優衣。 必死に俺の脇腹に腕を回しきつくしめる。 スピードを落としてやりたいけどこの状態はおしいからこのままにしておこう。 数十分すると倉庫につく。 「馬鹿爽。すごく怖かったんだけど」 「怖がりが。ダサ」 「うるさいな!年上をなめちゃいけないよ?」 意味がわからん。 こいつ、相当馬鹿なんだな。 見ていてわかった。