「綺麗?俺が?」 「うん!すごい綺麗だよ!」 綺麗。本当綺麗。 制服を着ている綺麗な少年は中学生くらいだろう。 「変な奴」 「そうかな?あっ!それより!これ絆創膏」 「はっ?」 「ほっぺ。怪我してるから」 綺麗な少年のほっぺは切り傷らしいものができていた。 「サンキュ」 「どう致しまして」 素直に受け取ってくれてよかった。本当。