「美味しい!ありがとう」 「どういたしまして。喜んでもらえて光栄です」 「智喜君って紳士みたいだね。なんか不良じゃないみたい」 喋り方もチビや爽みたいじゃなくてちゃんとしてるし。 見た目はバリバリ不良だけど話すと紳士みたい。 「一応チームに入ってる不良なんですけど?」 「ごめんね。けど、紳士みたいでカッコイイよ」 「それは喜ばしい限りです」 智喜君がそう言って二人顔を合わせて笑ってしまった。