「遅刻だ。松下」 「すいません」 私はチビのせいでまたもや遅刻してしまい鬼のような顔をした担任に怒られている。 「松下。次遅刻したらトイレ掃除な」 「わかりました」 絶対遅刻しない! さすがにトイレ掃除を一人でやるのは嫌だよ! 「また遅刻?優衣は」 「莉子~。聞いてよ!聞いて!」 「はいはい」 私は昨日あったことを全て莉子に話した。