キーンコーンカーンコーン!

チャイムが鳴った瞬間みんなの肩が一気に下がった。

先生が教室から出ていくのを確認すると私は渚の元まで走った。

『渚ぁぁ!疲れたぁ!』
「うちも!」

『っで!さっそくですが授業抜けよ!!』

「ェェェェェェェェ!もう本当にしょうがないなぁぁ!」

渚!めちゃめちゃ顔笑ってるよ!

『玄関前集合だし次の授業始まる前に行こ!!』
私は荷物を持って渚と教室を出た。

『お待たせェ!!』

私は心に声をかける。

隣には!うん!ちゃんと大輝くんがいる!

渚を見ると顔を真っ赤にして立っていた。