「んで?あの子も晃輝のことが好きなわけ?」 あの子も、ってなんや。 も、って。 「みたいやな。俺、昨日初対面なはずやのに」 「へ~・・・ま、よぉあることやん、お前の場合」 確かに。 やっぱり人間顔なんか、って思う。 「ってか、彼女にしたらええやん。可愛いし、いい子そうやん」 旭は、軽い。 常に彼女がおる。 .