裕亮が私の顔を覗き込む…優しいまなざしで…

ゴクッと息を飲み、深呼吸してから、ゆっくり話し始めた…

『…どうしていいのか解らなくて…もしも裕亮に…拒絶されたら…どうしようって…誰にも…相談出来なくて…』

頭に思い付いた想いを、一つずつ言葉にしていく…裕亮は頷きながら、話を聞いていた…

『裕亮の…重荷になりたく無くて…嫌われたくなくて…だから…一人でどうにかする決心もしたの…』

『…弥恵が俺の重荷に成る筈無いだろ?…余程一人で考え込んだな;;…俺達、付き合ってるんだから、もっと俺に寄り掛かっても良いんだよ?』

フワッと頭を引き寄せられ肩を抱かれた…

『……裕亮は…私と結婚…したいと思ってる?』

『勿論…じゃなきゃ一緒に居ないだろ?』