『そっかぁ…私も遂に叔母になるのかぁ♪』

『…お姉…嬉しそう;;』

『そりゃ嬉しいわよ…裕亮と弥恵の子なら、どっちに似ても可愛いだろうし♪』

ニコニコして話すお姉…私は、どうも笑顔には成れなかった…
裕亮に何て話せば良いのかすら…解らなかった…

『弥恵?裕亮の本音…聞いてみる?』

『…本音?』

首を傾げる私に、お姉はニコッと微笑んだ。そして、携帯を手に取り、電話をかけ始める…

『…あ、裕亮?私…仕事終わった?ねぇ…これから、うちに来れない?…うん…解った…はい…お疲れ様ぁ』

携帯を切り微笑む…

『今から来るって♪弥恵は、一緒にいる?隣りの部屋でコッソリ聞く?(笑)』

『…一緒に…』

バクバクし始める…もうすぐ裕亮が、ここに来る…