つくづく、同居人が裕亮で良かったと思う…何で彼女、作らないんだろ…
掃除、洗濯、簡単な料理も出来て優しい…仕事も出来る方だし…
女子社員の間では、人気No.1の人物なんだけどな…

そんな事を考えてると、裕亮がお粥を運んで来た。

『お待たせぇ♪あっちぃから気ぃ付けろよ?』

『ん~…ねぇ』

『ん?』

『裕亮、本当に彼女居ないの?』

『へ?;;何で急に?』

『だって…こんなに優しいのにさぁ…女子社員みんな、裕亮の事、狙ってるんだよ?』

『フッハッハッ♪やっぱり?俺、モテるんだねぇ(笑)んな事、どーでも良いから、しっかり食って、早く風邪治せよ』

裕亮は笑って話を、はぐらかした…ような気がする…
親友だけど…今迄、裕亮の恋愛話って、聞いた事無いかも…
もしかして…私…口軽い女と思われてる?;;