『ただいまぁ』

『おかえりぃ…偉いねぇ、3分前…って、どうした?』

『へ?な…何が?』

『何がって…顔赤いよ?』

『…内田サンに…告られた//』

『…なるほどね…で…どうするの?』

『何が?』

『返事…弥恵の事だから、まだして無いんでしょ?』

『ん…どーしよぅ;;』

ベッドにドサッと横たわる私…裕亮は、何も言わずに、メイク落としのコットンで、顔を拭いてくれた…普段、何気なくやってる事でも、人にやって貰うと気持ちが良い…

『弥恵は、内田サンの事好き?』

『…嫌いじゃない』

『じゃあ、迷う理由は?』

『…あんまり内田サンの事…知らないから…かな』

『もしかして、下の名前も知らないとか?』

『……知らない…内田…何サン?;;』

『クスクス…内田幸樹<ウチダ コウキ>サン…もしかして、弥恵、俺の苗字、忘れて無いよな?;;』

『……裕亮の苗字?;;』

『こら;;思い出せよ…麻生弥恵;;』

『あ、思い出した♪中森裕亮♪』

『正解☆』