いつからだろう…君は、いつも私のそばに居てくれた…

それは、とても自然な事で…

私の中で、とても当たり前の事だった…

……………

夏も終わり、肌寒くなり始めた…私は見事に風邪をひいて寝込んで居た。
こういう時、親元を離れなければ良かったと後悔する;;

24歳になって、親の有り難さを思い知る…

♪♪♪…♪♪♪…
枕元の携帯が鳴った…この音は…裕亮<ユウスケ>からのメールだ…

私は携帯を取り、メールを確認した…

【生きてるか?今から帰るから、何食いたい?】

裕亮からのメールで、少し元気が出る…私は【何でも良い】とだけ送った。

裕亮は高校からの知り合いで、偶然にも同じ大学に通い、同じ企業に就職した。友人とか同僚と言う括りではなく、私達は腐れ縁の親友(笑)
会社には秘密にしてあるが、裕亮と同じ家に住んで居る。マンションの3LDKに二人で…