あの翌日、夜に食事会をすると父からメールがあった。 明日、これから母になる人と兄弟になる人と会う。 変な感じ。 幼い頃から父と2人だった。 だから、母というものをよく知らない。 記憶の母は美しく、いつも優しかった。 でも、それは幼い頃の記憶であり具体的な何かは1つも覚えていない。 突然、母が出来ると言われてもイマイチ実感がない。 同時に兄弟が出来るなんて… 考えてもどうにもならない。 時間は私の意志とは関係なしに過ぎていく。 運命の1日はすぐ傍まできていた。 .