優が「いつでもいいって。」と笑って言った。
俺は「それは俺が決めて良いって事?」と聞いた。
優は「まぁそういう事なんじゃねぇ?」と言った。
俺は笑って「じゃあ今週の土曜に逢いたい。」と言った。
優は「じゃあ連絡しとくよ。」と言って携帯を取り出し連絡をし始めた。
「あ彩?俺だけど今週の土曜空いてるか?」と聞いていた。
「分かった。伝えとく」
優はそう言って電話を切った。
俺は恐る恐る聞いた。
「なんて言ってたん?」
それに答えるように優は
「全然OKだってさ。」
と笑って言った。
俺は「よっしゃー。」と
言って喜んだ。
優は「惚れたんやな。」
と笑って俺に言った。
俺は「そりゃ惚れるやろ。優は惚れねぇの?」と聞いた。
優は「そりゃ惚れる。でも俺はフラレたからな…」
と苦笑して言った。
俺は「優がフラレたん?絶対OKされるんか思ってたのに。」と優に言った。
優は「そりゃ好みがあるからな。逸人だって好みとかあるだろ?」と聞いてきた。
俺は「まぁ好みはあるけど。でも優は友達想いやん。それに一途やし。」と言った。
優は笑って「それでも受け入れられなかったって事だよ。」と俺に言った。
俺は「それは本人に聞かないと分かんねぇじゃん