「そのダチは、もしかして―」




「龍!黙ってろ!」




響の怒鳴り声で体がビクっと反応した。




こんな低くい声初めて聞いた。




「それってさ、好きだったって事??」




空くんがいきなり口を開いた。



それに反応して一斉にみんなが見る。




『好きじゃなかった。友達以上恋人未満だから。』




「あんたはそれを崩さなかったってこと??」




蘭さんが口を開く。




『はい。それを崩せば終わりでしたから。』