ぬいぐるみに恋する少女




俺は校内を探しまくった。



なんで俺が赤の他人に…。



俺にだって遊ぶ権利はあるはずだ!



つか、須川、早く出てこいよ。


そして、俺が話し掛けたらいつも通り無視しろ。



そうすりゃ大人だって諦めて


俺じゃない他の手段を使うはずだ。




そして


見つけた。




屋上でフェンスに寄りかかってぬいぐるみをいじる須川。




さて、これで終りだ。





「須川。」