ぬいぐるみに恋する少女





「度がきつすぎる場合は、それ、病気だよ。」



「え・・・?別にどこも悪そうじゃねぇよ?」



姉ちゃんは本を見つめる。







「その子って、ぬいぐるみその一つを愛しているんでしょ?」



俺はうなずいた。










「"対物性愛者"」






姉ちゃんはポツリと呟く。