今までは偏見だったのか・・・ いや・・・このぬいぐるみ・・・"アキラ"のせいだ・・・ この・・・ぬいぐるみが彼女を苦しめているんだ・・・ 「なんでもない。 もぅそろそろ戻ろう?」 そう言って俺は腰を上げたが 須川はうつむき動こうとしない。