ぬいぐるみに恋する少女





「見て見て!このぬいぐるみ須川さんが持ってるのと一緒じゃない?」




滝崎はあるお土産屋で立ち止まった。





確かに、こいつが持ってるのと一緒だ。






「ここで買ったの?」



滝崎は須川に笑顔で聞いた。




しかし、須川は店に置いてあるぬいぐるみをじっと見てから


またスタスタと先を歩いてしまった。