ぬいぐるみに恋する少女





隣ではずっと無口な須川。




やっぱり大事そうにぬいぐるみを離さない。







ふと朝の姉ちゃんの言葉を思い出す。








「フミヤ、そんな重い荷物でどこ行くの?」



「修学旅行だよ、かったりぃ。」




「そんなこと言わないの!!修学旅行は恋が進展するチャンスだよ!」