ぬいぐるみに恋する少女




「おい、やめろっ!こいつ空手部の佐藤だぞ!?」



俺は動じずに睨み返すと他の男子が言い、男子たちは舌打ちをして去って行った。








伊藤は何も動じない。





俺は伊藤にニッコリとほほ笑んだ。







「はじめまして伊藤さん。」




背景で桜が舞う。








伊藤は警戒した目で俺を見た。















―END―