姉ちゃんは急にはっと何かに気がついた顔をして俺を見る。 「好きなの?そのぬいぐるみ好きな女の子のこと。」 「はぁ!?好きじゃねぇよ!あんな奴のこと。」 「あら、フミヤ、好きな子できたの?」 母親がテーブルに料理を並べる。