今まで姉ちゃんの話を聞いてた俺は重い口を開いた。 「母さんは…?」 「私が泣きながら家に帰ってた時は心配してくれたんだけど、 泣いた理由を知ったら“あんたは受験生だからそんな事してる場合じゃないでしょ!”って怒り出して…。」 まぁ、教育熱心な方ですから…。 「早く忘れろって事だろ?」 「忘れられるわけないじゃんっ!」 姉ちゃんは起き上がり怒鳴る。