ぬいぐるみに恋する少女










「あたし…アキラのこと忘れられない…。」




ある日の朝、俺と登校してるときに須川がポツリと言った。



「べつに忘れなくていいんじゃないのか?」



俺の言葉に須川は首を振る。





「ダメ…。」



ダメって…。




べつに嫌なことされたわけでもないし、


めちゃめちゃ好きだったなら思い出として残しときゃいーじゃん。




でも、須川は重い顔で何かを考えていた。