ぬいぐるみに恋する少女



「お前は須川の存在に惹かれている。



だけど、それは警護対象なのか恋心っていうのかは俺には分かんない。」



「警護対象?」



池田は真顔でうなずく。




「俺から見て須川に接するお前は専属SPしか見えねぇんだよ。」



SP…まぁ、ボディーガードみたいなのか…。




確かに"守りたい"という気持ちばかりある。




「じゃあ、俺は須川には恋心がないんだな。」




結論は付いた。



しかし、池田は俺の顔の前で掌を見せる。




「まだ結論付けるのは勿体ない。」