ぬいぐるみに恋する少女



震えた声。



体も震えていた。




「アキラの代わりになってくれるって言ったじゃん…。」



須川は俺の目を見て後ずさりをする。




「ずっと…


ずっと…



佐藤くんの名前を呼んだのに…



来てくれなかった。」




そんな…そんなこと言われたって…。