そして、満身創痍で階段を駆け上がる。 1年前までやっていたサッカークラブで鍛えた足。 少しはここで役に立っているかもしれない。 屋上には誰も居ない。 俺はまた素早く階段を下り、校舎を出た。 焼却炉にも居ない…。 あいつのことだからアキラのあとを追いかけてって事も考えてしまった。 外は土砂降りで雨の音しか聞こえない。