「中に入ろう。風邪引く。」 「また話をそらそうとする。」 橘は俺をにらんだ。 「ここで須川さんのこと抱きしめたよね…?」 「見てたのかよ・・・。」 「なんで須川さんには抱きしめるのに私にはそうしてくれないの?」 「美咲…落ち着けよ…。」