ぬいぐるみに恋する少女





「あっ、手土産にエロ本買ってきたほうが良かった?」



「やめろっ。」



姉ちゃんの笑い声を聞きながら


俺はまたバサッとベッドに寝る。





「塾に遅刻しちゃうよぉ?」



「しない程度に休憩する。」




「…戦ってんの?」



「んぅ?」



俺は首をひねって姉ちゃんを見る。