「"ダシ"?」 杉山先生は不快な顔をしてさっちゃんを見る。 「いえ…そんな…。 私は須川さんはこういう病を持っているから 皆はそれを知っている上で接してあげてっと言いました。 決して道徳のダシとして使ったわけではありません。」