★ショコラ★~Valentine Box~



初めは少しためらいながら


次第にしっかりと



「大丈夫…
大丈夫…泣いていいよ。
ユラさんが気が済むまで泣くまでココにいるから…。
1人じゃないよ。」



そう静かに言い聞かせるように言う低く心に溶け込む様な声は


タカ君の物だった。