「じゃ…じゃあ、俺の…かっ彼女になってくれる?」 明らかに動揺した声のマサヤ。 「…うん。 こちらこそ、あたしでよければ…。」 「俺の方こそ。 はぁ~~~ぁ…。」 私が答えたら、マサヤがおっきく息を吐いたのが 一瞬遠くなった電話口から聞えた。 約1年間の片思いを終えて これがあたしとマサヤの恋の始まり。