・一方通行な恋・




唇が触れたと思ったとき、
もう晃の唇はありませんでした。



そのあと晃はなにもいわずに帰って行きました。


私は夢のような事だったので
しばらく体育館にいました。




その日の帰り道。
私は晃にメールしました。