「家帰るか?」
私は、首を横にふる
怖いし、もう嫌だった
……
………
「シャワーはそこ、」
着替えを投げられた
目が腫れぼったくて重たい
「デカいと思うけど、」
コクンと頷いて、シャワー室に入った
けっきょく、私は
紅い目の不良の家にいた
紅い目の不良は、一人暮らしなのか、アパートに住んでいた
ケガ…たくさんしてた………紅い目の不良…
シャワーを浴びながら、ふと思った
「…助けて、くれたんだ…」
妙に、胸が騒いでいた
シャワーから上がって、ダボダボの服を着た
「…シャワー…ありがとうございました、」
「あぁ、」
一言返事をしたら、紅い目の不良がシャワーに向った

