【短編】Merry Xmas?





速くて少しあがる息。

その息が白い風に変わる。



まるで夢に浸るようかのにあたしはそれを見ていた。





「…っ」




止まった2人の足。



見上げるとそこには綺麗な綺麗な光があった。

そう、あの夜の…。




「あった…」

「まだ昼なのに…すごく綺麗。」


「本当だったんだな、あの夢…」






何も言えなくなって。

あたしは何度も何度も頷いた。