彼は笑った。 「サンタ、かもなっ」 「えっ?!」 本当に…!? 「とか言ってみたり。」 「ふぇ?」 「惜しいんだよなぁ…」 彼はニカって笑った。 そのくるくる変わる表情に過剰反応する心臓。 「俺は三田。みーた。」 「サンタ、じゃなくて…ミタ君…?」 「そ。三田健斗っ!」 みた…けん…と…。