じゃあ・・・ あれは何だったんだろう? 解けない謎を抱えながら家を出た。 運悪くクリクマスの次の日なのに学校。 考えたかったのに… なんて、ぶつぶつ言いながら歩いた。 …あの鍵を持って。 これを持っていたらまた会えそうな気がしたから。 彼、サンタクロースに。 シャリン 「あっ」 ふいに鍵を落としてしまった。 でもあたしだけじゃなかったみたい。 シャリン、て音が重なって聞こえたんだ。 その通り、隣を見ると拾っている男の子がいた。 朝からついてないなぁ…