「デコだし。」 「あんたぁ…っ!!」 こいつはサンタじゃない… 変態サンタだぁっ!! 「あー…もう調子狂う…」 サンタは髪をわしゃっとかきあげた。 あれ…? 気のせい、かな? ほっぺ赤い…? 「可愛いー♪」 思わず出てきた言葉。 「あー!!今笑ったな!?」 「サンタさん可愛いー♪」 照れる仕草が、 笑った顔が、 愛しく思えた―…。 「本当…覚悟しろよ?」 「…え?」