優依が話をしながら哲志の引き出しを物色していた時だった。
哲志の中学時代の卒アルを見つけたのだ。
優依『美紅ちょっと来て!!イイの発見したよー』
美紅『なになに??』と優依の所に行った。
美紅が哲志の卒アル目にすると言葉が詰まった。
美紅『えぇー!?!?これ…哲志!!!ウソー!!』
それを聞いた皆は卒アルの前に集まった。
大規『えっ…これ!?っすか!?』
早梨『全然違うー。てか痩せてるー』
雄輔『アハハ~てっちゃんなんでそんなに太ったの!?』
そう…哲志の中学時代の写真は痩せていて今より髪の毛が短めだったのだ。
哲志『お前ら見んなよ!!』
の声に反応し皆は退けるが後ろでしっかり見ていない仁美が皆が立ち去った後見ていた。
すると、それを見ていた哲志が仁美の頭を叩いたのだ。
ボチッ!!
仁美『いった~』
叩かれた頭をおさえる。
哲志『お前は…みなくてイイんだよ!!』
仁美『なんでウチだけ??他の皆見てたじゃん!!』
哲志『はぁ??お前はダメなの。イイから早く鍋の用意しろ!!』
仁美『ケチ!!』と言い仁美は立ち上がりキッチンへ向かった。
そう…この時はまだ仁美は気づいていなかったのだ。
哲志の気持ちにも…


