…ガタッ!!…ガタッ!!



皆『…!?!?』



一斉にドアの方を見る。



優依『風??でも…風にしては…』



…ガタ!!…ガタッ!!



早梨『…えっ!?まさか!!美紅がさっきの話と一緒に仕組んだんだょね!?』



美紅『…うん。って言いたい所だけど僕はそこまで皆を脅かそうとは思っていない。』



哲志『…じゃぁ…もしかして…』



音は次第に大きくなって行く。


美紅『…僕が様子を…見に行ってこようか…??』



雄輔『美紅が行くなら俺も行く!!一応…彼氏だし!お化けでもなんでも殴ってやる!!



』早梨『じゃ…美紅と雄輔お願い!!アタシ大規んとこ行く~!!』



大規『きっと…風ですから大丈夫ですょ。』



早梨は、大規の隣に行き大規の手をぎっちり握っている。



優依は、おばけは見たくないのでブレザーで顔を隠しながら早梨の腕を掴んでいた。



哲志は、雄輔と美紅が開けるのを見ていた。



雄輔を先頭に徐々にドアに近づく。



近づく間にもドアを叩く音は止まなず、とうとうドアの目の前になり取っ手に手をかけた。



雄輔『…開けるぞ!!』



一斉にドアに注目する。



ガラガラッ