その頃面談室には先客がいた。


凌と仁美が来て面談室の扉を開けると…



クラスメイトの下地くん先に来て面接練習していた。



凌『おっ…下地!』



下地くんは、いつものように…凌と1回目を合わせ再び面接練習を始めた。



そう、下地くんは教室でも誰ともあまり話さない人なのだ。



凌は、下地の隣に座りウチは凌と下地くんと向かい合わせになるように座った。



凌『じゃー面接練習しょ!!』



仁美『…下地くん一緒にしてもイイ??』



と試しに聞いてみると1回頷いた。



仁美『ありがとう♪♪てか…凌、ちゃんと考えた??』



凌『考えたって何を??』



仁美『面接で聞かれるかもしれない事の答え。』



凌『あー今から!!』とニコッと笑った。