学校に着き一緒に教室がある階まで昇って行く。
仁美『すぐ…取ってくるからここで待ってて!』
凌『じゃー荷物持ってるよ。』
仁美『ありがとう♪♪じゃーここに置いとくね♪♪』
と凌に言うと急いで教室に向かった。
教室に入ると、哲志が一人寂しく本を読んでいた。
集中しているのか仁美が後ろから入ってきているのにも関わらず本を読んでいる状態だった。
仁美は、自分の机から生徒手帳を取り哲志に少しちょっかいを出そうと背中を突くと哲志は普通に振り向いた。
哲志『なんだ~仁美かぁ~』
仁美『ウチだよ!!誰だと思った!?』
哲志『優依とか美紅とかだと思った。』
仁美『そっかぁ。何読んでたの!?』
哲志『んーと大規から借りたMANZAI』
仁美『ふぅーん。おもしろい??』
哲志『おもしろいよ。』
仁美『そーなんだ。じゃーウチもう行くね!!』
哲志『帰んの??』
仁美『うん…。待ってる人いるし…』
哲志『待ってる人って??』
仁美『凌だよ。』
哲志『凌??伊藤??』
仁美『そぉだよ。』
哲志『何…お前凌と付き合ってるの??』
仁美『言ってなかったっけ!?凌と付き合ってるよ。』
すると…哲志はいきなり本を机の上に置くと立ち上がり仁美を壁まで追い込んだ。


