〔短〕クリスマスプレゼント

「今…なんて?
名前、呼び捨て……好きって。」




本当にびっくりしている。




「好き、和樹が好き。
初めて目が合った時からあなたに一目惚れしていたの。」




内気な私がこんなにも素直になれるのは彼の真っ直ぐな愛を感じられたから。




「俺、ヤバい。
我慢できないかも。」




そういうと、和樹は私のシートを倒し再びキスの雨を降らす。




「愛してる、由架…」




そういいながら、私の唇を舌でこじ開けると私の舌を絡ませてくる。




はじめての感覚に耐え切れず、甘い吐息をもらしてしまうと、和樹はさらに私の制服の中に手を入れてきた。




「ごめん、由架が色っぽ過ぎるから。
こんなところで最後までしないから、少しだけ触れさせて。」