「葉月夏奈をお願いします」 あぁ、やっぱり? 朝倉監督じゃないんだ。 「安藤尚?!」 おっ!プリンセス登場。 ちょっと嬉しそうに走ってくるらへん、女なんだよな~。 今日華はいっつも余裕かましてるところがいいんだけど! 安藤さんも、さっきの不機嫌が打って変わって嬉しそうだ。 女子どもの、恨めしそうな目線が葉月を攻撃している。 3年の女子の中で、葉月は結構もてているんだ。 知らないのは本人だけさ。