巨大クリスマスツリーの前に来て一言目



「綺麗…」
「デカ!」



「確かに大きいけど、もうちょっといい感想は無いの?」



「いいの。これが俺の感想だから♪」



私達は寄り添いながらくだらない話をしていた







少しの間、ツリーを見上げて見ていると横から



「咲良、大好き」



「え?」



彼の方へ向くと彼の顔が近づいてきた



ちゅっ



一瞬の出来事だけど、まだ、残ってる彼の熱を感じていた



「ねぇ、もう一回言って。もう一回キスして」



「また、今度」



そっぽ向いた彼の顔は真っ赤





ねぇ、約束だよ。忘れないでね