今日はクリスマスイブ



彼と会う日



私はいつもよりおしゃれをして待ち合わせ場所で彼を待つ



「遅いなぁ…」



私は雲の隙間から見える星空を見上げながら白い息を吐く



寒いな………
来たら文句言ってやる!



私はそんな事を思いながら、両手を口の前へ持ってきて息を吹き掛けた





ポンッ



後ろから肩を叩かれ、振り向くと彼がいた



「悪い。遅くなった…」



彼は少し息切れをしていた



もしかして、走ってきてくれたのかな?



「本当にごめん。言い訳になるけど学校に居てたからその…」