「俺も手伝うよ」 腕捲りをしながら、そう言ったお兄ちゃん 「いいからっ!彼女と一緒に居なよ。」 ってか居てくださいっ! 彼女の視線が痛いんだってばぁ―!! 「あぁ―彼女ね……」 とだけ呟いて、彼女のいるソファーのところに戻っていった はぁぁ――… まずは一安心 …………ではなかった 「あのさ、もう帰って。」 何を思ったか、お兄ちゃんは冷たく彼女にそう言い放っていた はぁ?何言ってるの!?うちのバカ兄は!! 「なんで!今来たばっかじゃん!!」 明らかにキレている彼女