「……ッ…ウッ……」 我慢していた涙がこぼれ落ちてきた 視界が滲んで足がおぼつく 「あっ―れ―♪さっきの子じゃん♪」 うつ向いてたあたしの目に映る、男物の靴 ゆっくり顔をあげるとさっき話しかけてきた男たち 「なに―?彼氏とケンカでもしちゃった―?」 そう言いながら肩に手を置いてくる 「ちょっと!止めて!」 直に触られたところから寒気がくる 「ね♪どうせ彼氏に捨てられちゃったんでしょ♪だったら俺たちと楽しいことしようよ―♪」